皆さんは運動中に何を飲みますか？そして、運動中の飲み物として何を思い浮かべますか？
スポーツドリンク。これが今のベーシックかなと思いますが、皆さん、この考えは捨ててください。
結論から言うと
スポーツドリンク＝ジュース
ジュースは飲まないようにしてるっていってスポーツドリンク飲んでる人いないですか？それ、ジュースですよ？
今回の記事を読むと
- スポーツドリンクはただのジュースと言える理由
- 実際に何を飲むべきか
これらがわかります。
3分程で読めますので是非ご覧ください！
スポーツドリンクはただのジュースと言える理由
皆さんはスポーツドリンクの主成分ってなんだか知ってますか？
実は砂糖です！
ラベルの原材料の部分は、前から順番に比率が高いものから書いてあります。
ちなみに、コカコーラの場合
糖類（果糖ぶどう糖液糖、砂糖）/ 炭酸、カラメル色素、酸味料、香料、カフェイン
そしてポカリスエットの場合
砂糖（国内製造）、果糖ぶどう糖液糖、果汁、食塩／酸味料、香料、塩化K、乳酸Ca、調味料（アミノ酸）、塩化Mg、酸化防止剤（ビタミンC）
1位、砂糖
2位、果糖ブドウ糖液糖
こんな結果です。
ちなみに果糖ブドウ糖液糖とは、砂糖よりも悪い、血糖値を爆上げ、心臓病などのリスクや、うつ病、集中力低下などの、脳にまで影響を与える人工物です。
そして砂糖は言わずもがな。常習性があり、ダイエット、そして健康の大敵です。
なんでそんなに糖分が入っているか？
それには理由があります。
「美味しくないと売れないから」
これが本当の理由です。
皆さんは同じ「スポーツドリンク」という名前の商品があって、１つはすっきりとした甘さで美味しい。もう一つは薄いしなんか少しだけしょっぱめの水。
値段は同じ。どちらを買いますか？
よほどの健康志向でない限り美味しい方を買いますよね？
本物の健康食品というのは売れない時代です。というか売れる時代は来ないでしょう。
企業はお金を儲けなければいけないので人に買われる商品を作らなければいけません。
だから糖を入れ、美味しい飲み物を作る。ここに何の悪気もありません。当然の話です。
だからこそ、消費者側が知恵を持って、選択しなければいけないのです。
何を飲めばいい？
基本的に普通の運動であれば水でOK。
1時間程度の運動や、多量の汗をかかない場合は水で充分です。
汗をかくとミネラルを排出するから少しの汗でもとった方がいい！という方もいますが、ミネラルって水分補給だけで摂る必要ありますか？
普段の食事で少なからずとっていますので、普通の運動程度で不足するまで排出することはないと考えていいですよ。
激しい運動の場合はどうするか？
激しい運動の場合、多量の汗をかきます。
もちろん汗をかくと体内のミネラルまで消費するので、塩分などを摂取してあげたいですし、激しい運動の場合は、パフォーマンス面を考えて、糖質を補給したほうが良いです。
ですが、ペットボトルで購入するスポーツドリンクは濃すぎなのでNGだと思ってください。
OS‐1などの経口飲料水、もしくは薄めたスポーツドリンクを飲みましょう。
まずは経口飲料水です。より電解質濃度が高く、糖質濃度が低いです。よって甘みが少なく、塩っ気が強いのが特徴です。
軽度の脱水症状を起こした際にオススメされております。つまり、少量の汗なら水、多量の汗なら経口飲料水ということですね。
少ししょっぱく感じる場合は薄めてください。
もしくは、薄めたスポーツドリンクでも良いでしょう。
スーパーやドラッグストアに粉末状のスポーツドリンクが売っています。
それを利用すれば自由に濃さを調節することができます。
推奨量の半分程度で充分な味がつきますので薄く作ってそれを持ち運びましょう。
値段も安く済みますし、激しく動く方にはオススメです。
まとめ
今回の記事をまとめると
- スポーツドリンクはジュースである
- 1時間程度の運動なら水で充分
- 多量に汗をかく激しい運動なら、経口飲料水や薄めたスポーツドリンク
これらのことを気を付けてみましょう！
せっかく運動で健康になるんだから、その際に飲む飲み物で不健康にならないようにしましょうね！
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宮澤海志（パーソナルトレーナー）
大手フィットネスクラブでグループレッスン（レスミルズや運動講座）を行いながら
月８０セッションを行っていた。
2020年1月に埼玉県狭山市にて「Best Life Gym」を開業。
運動とタイ古式マッサージを組み合わせて、身体を根本から改善し、
「過去最高のあなたをつくるジム」というテーマで活動中。